自己啓発本を読むときに気を付けたい3つのこと
Dear あなた様
同じような毎日を過ごしる事に漠然とした不安を感じたり、何か新しい事を始めたい時、何かにつまづいてしまった時など、ふと立ち寄った本屋さんで目に入る自己啓発本。今の自分にピッタリのタイトルなんて見つけたら読まずにはいられなくなってしまいますよね。
世の中には様々な角度から書かれた自己啓発本があります。どれも読者が良くなるように書かれているし、読んでる方も新しい視点や価値観を発見できて、元気になったりやる気が出てきたりします。
しかし、その快感にハマって自己啓発本を読み漁ると、より良い人生を送るために読んでいたはずなのに、自分にとって何が「より良い」のかが分からなくなってしまう事があります。
そこで、効果的に自己啓発本を活用できる方法をご紹介します。
☆あくまで他人の経験、他人の価値観である☆
自己啓発本は、書いた人の経験談や、そこから生まれた価値観を書いてあることが多いです。「成功者から学ぶ」というスタイルはよく見かけるジャンルだと思います。
しかし、どんなに成功している人の話であっても、それはあくまで「その人」の話。
その人にはそのやり方が合っていて成功したけど、それがそのまま自分に適用されるかは別問題であるという事です。あくまで「一例」に過ぎないということを忘れずに読んでいきましょう。
☆読みすぎた時の落とし穴☆
自己啓発本は読み続けていると、いつの間にか本の中の価値観が「絶対」になってきてしまいます。もちろんそれが、そもそもの自分の考えとマッチしていれば問題無いのですが、微妙に無理があるというか、ちょっと自分とは違うけど、この人はこれで成功してるから、この考え方が正解なんだ、と思っている時は気を付けてください。
その微妙な違いが自分を苦しめてしまう時があります。
それは、その違いを自分を責める種にしてしまうことがあるからです。成功者と違う部分があるという事実を、自分はそこがダメなんだと必要以上に思ってしまう時があります。でもそれはあくまで、「違い」であって「間違い」であるとは限りません。
その「違い」があなたの成功の秘訣になることだってあるかもしれません。なので、「ここはちょっと違うな」と思っている部分はそのままで良いという気持ちで読み進めていきましょう。
☆自分の人生の主役であり続ける☆
どんな人生であろうと、あなたの人生はあなたのものです。周りからどう言われようと、思われようと、あなたの人生はあなたが主役なのです。
だから、自己啓発本はあくまで参考程度にして、自分の人生は自分のやり方で切り開いていくという事を忘れずにいてほしいなと思います。
他の人が難なくこなしてきた事でも、あなたはすごい遠回りをして同じ場所にたどり着くかもしれません。でも、その遠回りの道があなたの道なのです。そして、必ず遠回りした事で得ることもあるはずです。あなたの人生の正解は、あなたの通ってきた道の全てです。どれも欠かす事は出来ません。
☆いかがでしたか☆
私も自己啓発本は大好きで、むちゃくちゃ読み漁った時期を経験しました。なので、この記事で書いた事は経験談でもあります。今でも自己啓発本は新しい発見や、元気をくれたりする素晴らしい本だと思っています。
しかし、その刺激を求めすぎると、そもそもの「自分」がどこかへ行ってしまって、自分の本当の気持ちを見失ってしまう事もありました。
だから、あくまで「人様の話を聞いている」というスタンスで読んでいくのが良いんだなと実感しております。
自分の価値観や、思いってそうそう変わるものでは無くて、新しい価値観に影響されて自分を見失っている時でも、やはり違和感がずっとあったりするんですよね。
なのでやはり、自分の人生は自分で切り開いていくという、信念みたいなものは失くしてはいけないのかなと思いました。
もうおわかりだと思いますが、ここに書いてあることも、私の「一意見」に過ぎないので、「そうは思いませんけど」と思ったら、それで良いのです。
「違うわぁ~」とか、「そうかもぉ~」ぐらいの軽い気持ちで流してくださいw
それでは、また。。。
From 遊流偉