羽生結弦の強い精神力の秘密
Dear あなた様
先日、フィギュアスケートのオータム・クラシックにて世界初の4回転ループを成功させた羽生結弦選手。「世界初」の偉業を達成し、もちろんこの大会も優勝したにも関わらず、後半のジャンプでミスをしてしまったからか本人は納得がいっていない様子。
いやいや、「世界初のジャンプ」を成功させたんですよ。ちゃんと優勝もしてるんですよ。てか、そもそもオリンピックで金メダルもらってるじゃないですか。
もう十分過ぎるほどの事を達成してきてるお方ですよ、羽生くんは。
しかし、羽生くんの目指している場所はもっと先のようで、今回スタミナが持たず後半の滑りを満足に出来なかったのが悔しかったみたいですが、その時に発した言葉が・・・
「燃えますね」
ちょ・・・
やる気すご過ぎませんかw
メンタル強すぎませんかw
落ち込むよりも先に前に進むことが頭に浮かぶとか、マジすごいしw
さらに羽生くんはこう続けます。
「次の試合はノーミスします。早く練習がしたい。一皮と言わず、10でも20でも皮がむけるように。『こういう羽生結弦を待っていた』という演技をしたい」
やっぱ世界一になる人は言う事が違いますね。
よく言われるのは、世界一になると次は追われる立場になるから守りに入る感じになってしまうと。。。
しかし羽生くんは・・・
攻めの姿勢が止まらない!
以前、テレビで織田信成くんが、羽生くんはとにかくメンタルが強い!と言っていました。織田くん自身はメンタルが弱いそうです。(がんばれ、信長の子孫w)
ただ、ここまで言える、そして前を見続け挑戦を続けるのって、単純にメンタルが強いだけではないような気がします。
その秘密は上記の羽生くんの言葉に隠されていると私は思います。
そう・・・
『こういう羽生結弦を待っていた』という演技をしたい
この部分ですね。
羽生くんは仙台の出身で、東日本大震災の時はリンクで練習をしていたそうです。
そして、その後数日間、家族で避難所生活も経験しています。
そんな時に自分はスケートなんてしてていいのだろうか、と思った事もあったそうです。
しかし、羽生くんのお母さんが必死になって色んな人にお願いして、少しでも早く羽生くんがスケートが出来るように動いてくれたそうです。
そして、同じ宮城県出身の荒川静香さんが金メダルをとった時に、地元の閉鎖されていたスケートリンクが復活したことを思い出し、
「自分もスケートで人に夢を与えたり、支援が出来るようになりたい」と思い、練習に励んだそうです。
お気づきいただけましたか?
そうなんですよ。
羽生くんは決して自分が一番になりたいからという理由で頑張ってるわけじゃないんです。自分が一番になることによる影響を考えて頑張っているのです。
そう・・・
「自分の演技を見た人が元気になってもらえるように」
羽生くんは、ずっと誰かのためにスケートを頑張ってきたのです。
自分の演技を見て夢や希望を持ってもらえるように。
震災で大変な目にあった人達が一瞬でも笑顔になったり、感動したりしてもらえるように。
自分を見てくれて、応援してくれている人たちが喜んでくれるように。
だから羽生くんは、金メダルをとっても、どの大会で一位になっても、世界初のジャンプを成功させても、まだまだ前を見続けて、その先に挑戦し続ける事で、たくさんの人に夢や希望を与え続けようとしているんですね。
いかがでしたか?
世界一のフィギュアスケーターで、さらに容姿端麗、その上、心まで素晴らしい羽生結弦選手。
私は思いました・・・
羽生くんこそパーフェクトヒューマンじゃないか!!!
カッコいいですよねぇ~
羽生くんはまだとても若い選手ですが、本当に色んな事を教えてくれますね。
自分のためより、誰かのためにやった方が頑張れるのかもしれないなって感じました。
そして、失敗してもその悔しさをエネルギーに燃え続け先に進む。
うん、カッコイイですよねぇ~
羽生くんの頑張る姿をこれからも応援していきたいと思いました!
そして、私も負けないようにがんばるぞ!おぉぉぉ~~~~~!!!!
From 遊流偉